西ノ宮神社様

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木津川市、うっそうとした鎮守の森に佇むお宮さま。

小高い山の小道を登りきったところに、社務所があります。

ここの集落を静かに永々と見守ってきた、そんな雰囲気が漂っています。

この社務所も前回の工事で改修しました。

屋根の銅板葺き替えと、柱や欄間飾りの塗装を行います。

今回は、正面の拝殿の改修工事です。

丸太の足場を組んでシートで養生したあと、屋根をめくります。

屋根裏から、かつての棟札が出てきました。この拝殿の棟上げは、「昭和38年」と記されています。


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 垂木や野地板の腐った所を差し替え、屋根の銅板を葺き替えます。

 天井も新たに貼り替えて、柱や欄間飾りの塗装をします。

 古いものをなるべく使い、デザインを変えず、

 そして厳しい環境に長年耐えうるのもにするのが、今回の改修工事のコンセプトです。

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 現場での大工さんとの議論に熱が入ります。




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 拝殿の屋根。

 

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 垂木、野地板を新しいものに取り替え、最後の銅板が葺き上がったところです。

 新しい銅板が周囲の風景に反してビカビカに輝きます。

 ただし、これもほんの数週間で緑青がつき、いわゆる銅色になります。

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 拝殿の内側の、塗装工事です。

 ベンガラの古いものをペーパーで落とし、下塗りを重ねた上に

 仕上げ塗装を行います。

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 細かな彫物の中にも、塗料を流し込みます。

 屋根を葺き終わってから、天井を直します。

 格天井の格子はそのまま残し、

 塗装した後、天井板を張替えます。

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 12月20日、予定していた工事が完了しました。

 一新された拝殿で、年末年始の行事が執り行われます。