橿原市K邸建築日記

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西側が広い農地に隣接した、どこか牧歌的な雰囲気のあるゆったりとした敷地です。

1階は、玄関を入ると廊下はなく、キッチンや水周り、和室や階段も全て取り込んだワンルームです。

収納スペースをふんだんに設け、それらの背後に、トイレなど見せたくない部分を配置しています。

リビングの真中は、南に面して2階のホールまで吹き抜けています。

家全体が一つのリビングのような 家族を包みこむ家になります。

写真は、1/50の模型。 建物に奥行きを持たせ、バランスの良い外観です。

この模型を見ていると、「よく光が入って、風が抜けるだろうな」と感じられます。

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 7月5日友引、地鎮祭。

 神主さんには、お出でいただかず、手作り の地鎮祭です。

 あらかじめ橿原神宮さんでおはらいを受け てもらい、清めのお砂やお塩をもらってき ていただいて、現場で改めて行ないます。

敷地の真中にお供えをして、四隅を清めます。

私どもスタッフと建主さんご夫婦で、心を込めて安全祈願をしました。

今年中には完成してお引越しいただきますが、その頃には、新しくご家族が増えていらっしゃる予定です。

心温まる地鎮祭に、重い責任を感じる一日でした。

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 遣り方工事。

 正確に測量をして、建物の配置と高さを決定します。

 それらを、仮設の遣り方にマークしていきます。

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 7月25日、地盤改良工事。

 中に鉄柱を入れたコンクリート杭を、現場で敷設します。

 杭の本数や改良剤の数量をチェックし、

 マークした位置に慎重に打ち込んでいきます。

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 少し分かりにくいですが、打ち込んだ杭の地上部の先端です。

 この上に、基礎を作ります。

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 全ての杭頭を確認し、整地したところです。

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 基礎を作る前に、

 神主さんに頂いた鎮め物(お守り)を、

 家の真中となる場所に、埋めました。

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 防湿シートを敷き込んだところです。

 隙間なく敷くことによって、

 床下に湿気が上るのを防ぎます。

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 8月2日、鉄筋が編みあがってきました。

 直径13mmの鉄筋を15cmのピッチで編みます。

 左の写真は、検査の様子です。

 10年保証のための配筋検査を受けました。

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 8月4日、鉄筋が編めたら、そこにコンクリートを打設します。

 その後、コンクリートが硬化するまで、

 養生期間をおきます。

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 8月20日、コンクリートを打って基礎が完成しました。

 写真は、最後に寸法や水平を確認しているところです。

 美しく、正確な基礎ができました。

 この後上棟まで、ゆっくりとコンクリートの硬化を待ちます。

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 9月6日、材木が搬入されました。

 土台を敷いて、足場を組み、

 いよいよ上棟です。

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 9月9日、快晴のなか、上棟作業も順調に進みます。

 柱はすべて桧の4寸角。

 梁も巾4寸のもので組上げます。

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 実にどっしり、しっかりとした骨組みが、出来上がりました。

 夕方には、野地板(屋根の下地)の施工も終わり、

 ルーフィング(防水シート)も貼って、

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 予定通りの工事が完了です。

 

 9月10日、棟上げから一日。

 屋根の下地を施工し、筋交いなど構造部材を入れていきます。 

 これらの躯体工事が完了すると、中間検査を受けます。

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 9月16日。根太(床の下地)の施工がほぼ完了しました。

 根太は、桧の芯持ち材の60mm×60mmのものを

 30cm間隔に敷設します。

 かっちりとした床組みが出来上がります。

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     9月22日。左は、軒裏の換気孔です。

     杉板貼りの軒裏に細長い開口をとり、

     屋根裏に通気をします。

     虫が入らないよう、ステンレスのネットを貼ってあります。

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 9月22日。天井の下地や壁の下地もできてきました。

 今日、中間検査を受けました。

 

 

 建築確認の検査と、10年保証の検査の2つを受けて

 どちらも問題なく合格です。

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 9月24日。2階天井の断熱材。

 隙間なく敷詰め、確認してからボードで閉じます。

 天井は、屋根に合わせた勾配の仕上です。

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     9月25日。

     玄関ポーチ。

     杉の無垢板仕上げで,柔らかい温かみのある

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     玄関の雰囲気が出来ます。


     

     9月26日、外壁のラス工事。


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 9月29日。

 ユニットバスの組立工事です。

 浴室の周りに、断熱材を入れているところです。

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 玄関前の軒裏。

 ここも杉無垢材を使っています。

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     ラスの上に、力骨(リコッツ)を敷設したところです。

     この上に、モルタルを塗ります。

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     10月15日。

     キッチンのカウンターに使う、桧の一枚板。

     一本の丸太から6mの板をとり、

     キッチンや手洗いや棚など色々なところに、残さず使います。

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     桧の無垢の階段。

     大工さんが一枚一枚、手で加工していきます。

     なかなか手間はかかりますが、

     それだけに、出来栄えは素晴らしい。


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     10月18日。 リビングのパソコンデスク。

     杉の無垢板。

     杉は、テーブルにするにはやや柔らかい感じがしますが、

     香りや肌触りがよく、暖かい感じがします。

     リビングの雰囲気によく合います。

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 10月24日。2階吹き抜けの手すりです。

 大工さんの工事も、いよいよ最終の仕上げです。

 細かいところの細工をして、磨きをかけていきます。

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 11月4日。内装のクロス工事です。

 下地のパテを、詰めているところです。

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     クロスを、ほぼ貼り終わりました。

     風が抜け、日が差し込む。そんな、

     部屋の雰囲気が出てきました。

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     11月15日。

     内部では、照明器具の設置や、

     設備機器の取り付けをしています。

     外部は足場の解体が終わり、

     外観の全容が出てきました。

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 11月25日。内部はほぼ完成です。

 お施主さんご一家で、床に柿渋を塗られます。

 普通のペンキと違い、ムラなく塗るのがなかなか難しい材料ですが、

 少々の色ムラも、思い出の一つとなります。

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 12月3日。柿渋塗装後です。

 実に丁寧に、きれいに塗って頂きました。

 写真ではわかりにくいですが、やや、きつね色がかった感じです。

 この状態から半年ほどの間に、徐々に色が濃くなっていきます。

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     玄関建具も、キシラデコールで塗装しました。

     外壁の板と、素材も色もよくマッチしました。

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     橿原市K邸 完成写真はコチラ→